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MARTIN OOO-18 FRONT
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MARTIN OOO-18 CASE

MARTINOOO-18

1969

¥594,000(税込)

CONDITION EX
TOP: Sitka Spruce
SIDE&BACK: Mahogany
NECK: Mahogany (1-Piece)
FINGER BOARD: Brazilian Rosewood (Original)
BRIDGE: Brazilian Rosewood (Original)
PICK GUARD COLOR: Black
POSITION MARK: Dots
TUNER: Grover Rotomatic / Chrome
BRACING: Non Scalloped-X
NUT WIDTH: 42.9mm
SCALE: 632mm
OTHERS 1: Lacquer Finish / SQ Neck Rod
OTHERS 2: エンドピンジャック加工跡有り
OTHERS 3: Made In U.S.A

商品詳細

 1969年製 MARTIN OOO-18 が入荷致しました。OOO(トリプル・オー)サイズはドレッド・ノートが登場するまではマーティン社の中で一番大きいギターで、大変歴史のあるモデルとして知られております。OOOという名が初めて登場したのは1902年のことで、この時期はまだ特注のみのアイテムであり、正式にカタログにラインナップされたのは1911年のこと。また1990年代初頭のアンプラグドブームによりOOOサイズが一躍脚光を浴び、その人気は衰えることなく今日まで至っております。
 本ギターは1969年に327本製作されたうちの一本で、弾き込まれて鳴りの良い逸品です。表板にシトカスプルース、側裏板及びネックには貴重なマホガニー、指板とブリッジにハカランダが使用されており、現行品とは異なり反りに強いSQネック仕様となっていることが特徴と言えるでしょう。まとまりのあるカラッとしたコードサウンドは掻き鳴らしても気持ちが良く、アルペジオプレイにおいては澄んだ高音域が耳心地よく響いてくれており、製作から55年という長い歳月を経過した味わい深いマホガニーサウンドに仕上がっております。鳴りの良い個体をお探しの方には特におすすめで、ヴィンテージマーティンの魅力を存分にご堪能して頂けることでしょう。
 フレット及びサドルの高さにも十分余裕があり、ネック・コンディションも良好です。表板には経年変化による日焼けやウェザーチェックが見られ、ネック裏は全体的に塗装剥離が見られます。裏板上部に一箇所クラックがございましたが、当店工房にて補修済み。ピックガードは交換されておりますが、マーティンクラックはございません。その他表板と裏板下部、及びヘッド頂点に打痕の補修跡があり、タッチアップが見られます。糸巻きは交換されており、ネジ穴埋め補修跡有り。ネックヒールへのストラップピン装着はございません。年式を考慮してもオリジナル性高く、コンディション良好な個体と言えるでしょう。オリジナル・チューナー、ブリッジ、フィンガーボード、フィニッシュ。近年式純正ハードケースが付属致します。エンドピンジャック加工跡有り。当店工房にてネックリセット済み(それに伴いリフレット及びナットサドル製作交換済み)。並びにブリッジピン穴溝埋め修理済み。
 マホガニートーンの銘器として多くのアーティストを魅了し続けるOOO-18。鳴りの良いおすすめの逸品です。