CONDITION | EX+ |
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TOP: | Bear Claw Sitka Spruce |
SIDE&BACK: | Mahogany |
NECK: | Mahogany (1-Piece / Soft V-Shape) |
FINGER BOARD: | Brazilian Rosewood (Original) |
BRIDGE: | Brazilian Rosewood (Original) |
TRIM: | Black and White Cell |
ROSSETTE: | Black and White Cell |
PICK GUARD COLOR: | Tortoise (Original) |
POSITION MARK: | Dots |
TUNER: | Grover Rotomatic / Chrome (Original) |
BRACING: | Non Scalloped-X |
NUT WIDTH: | 42.9mm |
SCALE: | 645mm |
OTHERS 1: | Lacquer Finish / Head Plate Brazilian Rosewood |
OTHERS 2: | ネックヒール部ストラップピン装着済み / エンドピンジャック加工跡有り |
OTHERS 3: | Made In U.S.A |
商品詳細
1966年製 MARTIN D-18 が入荷致しました。D-28同様1931年に誕生したD-18は、前者が迫力のある中低音を持ったバランスの良いコード・サウンドを特徴とするのに対し、きらびやかな高音が身上とするギターです。共にマーティン社のラインナップ中、人気を二分する伝統的なモデルとして知られております。D-18を愛用する有名ミュージシャンは数多くおりますが、中でも初期のエルビス・プレスリーやポール・サイモン、ボブ・ディランはあまりにも有名で、多くの名曲はD-18から生まれております。
本ギター66年に2176本製作されたうちの一本で、鼈甲柄ピックガード仕様による鳴りの良い逸品です。表板に木目が印象的な希少ベアクロウシトカスプルース、側・裏板にはマホガニーが使用されており、現行品とは異なりネックにもマホガニーが使用されております。D-18最大の特徴であるクォーターソーン(原木の四分の一しか木取りできない贅沢な方法)で取った最良のマホガニーから生まれるボリュームのあるサウンドは、乾いていながらも軽快かつ澄んだ高音域が大変印象的。まとまりのあるウッディーなコードサウンドに仕上がっております。50年代後半のモデルよりはマイルド感がございますが、60年代中期モデルとしては全体的に艶やかで芯がしっかりと出ており、切れ味の良いコードサウンドが秀逸。製作からおよそ60年近くを経過して深い音色に仕上がっております。名器D-28と双璧を成す素晴らしいヴィンテージサウンドの魅力を存分にご堪能して頂けることでしょう。
フレット及びサドルの高さにも十分余裕があり、ネック・コンディションも良好です。表板や両側板には経年変化によるウェザーチェックが見られ、打痕やキズは年式相応にございます。ネック裏からネックヒールを中心にオーバーラッカーが施されており、表板右くびれ部に一箇所表面上のクラックがございます。オリジナル・チューナー、ピックガード、ブリッジ、フィンガーボード、フィニッシュ、ハードケース。エンドピンジャック加工跡有り。後付けでネックヒール部ストラップピン装着済み。当店工房にてネックリセット済み。
多くのアーティストを魅了し続ける名器D-18。鳴りの良いおすすめの逸品です。