CONDITION | EX++ |
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TOP: | Sitka Spruce |
SIDE&BACK: | Mahogany |
NECK: | Mahogany / 1-Piece (V-Shape) |
FINGER BOARD: | Brazilian Rosewood (Original) |
BRIDGE: | Brazilian Rosewood (Original) |
TRIM: | Black and White Cell / Tortoise |
ROSSETTE: | Black and White Cell |
PICK GUARD COLOR: | Tortoise (Original) |
POSITION MARK: | Dots |
TUNER: | Grover Open-Gear / Nickel |
BRACING: | Non Scalloped-X |
NUT WIDTH: | 42mm |
SCALE: | 632mm |
OTHERS 1: | Lacquer Finish / Long Saddle |
OTHERS 2: | T-Bar Neck Rod |
OTHERS 3: | Made In U.S.A |
商品詳細
1961年製 MARTIN OO-18 が入荷致しました。マーティン社の記録によるとOOサイズの第一号(OO-33というモデルでデザインや仕様は不明)が売られたのは1877年にまで遡ります。正式にカタログにラインナップされたのは1898年と歴史のあるモデルで、OO-18はスティーヴ・ハウ(YES)やレニー・クラヴィッツをはじめ、多くの人々に愛されている人気のロングセラーギターとして知られております。
本ギターは61年に630本製作されたうちの一本で、抱え易く弾きやすいことで近年非常に人気の高いサイズになっている名器です。指板とブリッジにはハカランダが使用され、ロングサドル仕様となっていることがこの年代の最大の特徴と言えるでしょう。ネックやボディーには近年では入手困難とも言える貴重なマホガニー材が使用され、製作から60年以上の長い歳月を弾かれてきたことで培われた深いサウンドは、乾いておりながらも明瞭な音色。胴全体で響いており、マホガニーの良さが最大限に引き出されている円熟のサウンドに仕上がっております。また外観上派手な装飾はございませんが、そのシンプルで小粋な佇まいはより渋いオールドギターの雰囲気を深めており、その存在感はまた格別。時の流れにより培われた魅力溢れるヴィンテージギターサウンドを存分にご堪能して頂けることでしょう。
フレット及びサドルの高さには余裕が有り、ネック・コンディションも良好です。表板には経年変化による日焼けやウェザーチェックが年式相応に見られ、ネックヒールキャップ部にストラップピン穴埋め跡があり、その他マーティンクラック補修跡有り。打痕やキズなどは年式相応に見られますが、エンドピンジャック加工跡はなく、年式を考慮してもオリジナル性高くコンディション良好な個体と言えるでしょう。オリジナル・ピックガード、ブリッジ、フィンガーボード、フィニッシュ。糸巻きは交換されており、ハードケースが付属致します。当店工房にてネックリセット済み。
抱え易く弾きやすいことで近年非常に人気の高い小ぶりなヴィンテージギター 。コンディション良好なおすすめの逸品です。