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MARTIN OOO-21 FRONT
MARTIN OOO-21 FRONT
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MARTIN OOO-21 8
MARTIN OOO-21 CASE

MARTINOOO-21

1957

¥1,320,000(税込)

CONDITION EX+
TOP: Sitka Spruce
SIDE&BACK: Brazilian Rosewood
NECK: Mahogany (1-Piece)
FINGER BOARD: Brazilian Rosewood (Original)
BRIDGE: Brazilian Rosewood
TRIM: Tortoise
ROSSETTE: Black and White Cell
PICK GUARD COLOR: Tortoise (Original)
POSITION MARK: Dots
TUNER: kluson / Sealed-Back / Nickel (Original)
BRACING: Non Scalloped-X
NUT WIDTH: 42mm
SCALE: 632mm
OTHERS 1: Lacquer Finish / T-Bar Neck Rod
OTHERS 2: Long Saddle
OTHERS 3: Made In U.S.A

商品詳細

 1957年製 MARTIN OOO-21 が入荷致しました。OOO(トリプル・オー)はドレッド・ノートが登場するまではマーティン社の中で一番大きいサイズで、大変歴史のあるモデルとして知られております。OOOという名が初めて登場したのは1902年のことで、この時期トリプルオーはまだ特注のみのアイテムであり、正式にカタログにラインナップされたのは1911年のこと。また1990年代初頭のアンプラグドブームによりOOOサイズが一躍脚光を浴び、その人気は衰えることなく今日まで至っております。中でもOOO-21は1902年から製作され、メイン生産は59年まで。以降イレギュラーで製作されていたことでも知られております。
 本ギターは57年に50本製作されたうちの一本で、弾き込まれて鳴りの良い逸品です。表板にシトカスプルース、側・裏板にはハカランダが使用されており、特に後者は今現在では入手困難となった最高級材が施されております。その素晴らしいスペックと、製作から70年近くという長い歳月を弾き込まれた円熟のサウンドは、まとまりのある聡明な出音。乾いて素朴感もありながらも特に高音域は透明感があり、まさにハカランダのそれとわかる歌心満載のギター。アルペジオからストロークプレイにおいて、幅広くご使用頂けること必至です。人とはかぶらない名器をお探しの方にもおすすめで、他にはない絶妙なリバーブ感が体感頂けるヴィンテージハカランダサウンドの魅力を存分にご堪能して頂けることでしょう。
 フレット及びサドルの高さも余裕があり、ネック・コンディションは良好です。ボディには経年変化によるウェザーチェックをはじめ、弾きキズや打痕が年式相応にございますが、エンドピンジャック加工跡やネックヒールへのストラップピン装着はございません。ピックガード内側にマーティンクラック補修跡がございますが、その他クラックはございません。オリジナル・チューナー、ピックガード、フィンガーボード、フィニッシュ。近年式純正ハードケースが付属致します。ブリッジはオリジナルと同じくハカランダにより製作交換されており、ブリッジピンも交換されております。過去にネックリセットが施されております。
 ヴィンテージ市場において流通の少ない名器OOO-21。鳴りの良いハカランダサウンドがご体感頂けるおすすめの逸品です。