CONDITION | EX+++ |
---|---|
TOP: | Adirondack Spruce |
SIDE&BACK: | Mahogany |
NECK: | Mahogany |
FINGER BOARD: | Rosewood (Original) |
BRIDGE: | Rosewood - Rectangler (Original) |
TRIM: | White Cell |
PICK GUARD COLOR: | Fire Striped (Original) |
POSITION MARK: | Dots |
TUNER: | Open-Gear / Nickel (Original) |
BRACING: | Ladder-Bracing |
NUT WIDTH: | 44.5mm |
SCALE: | 632mm |
OTHERS 1: | Sunburst Finish / Lacquer Gloss Finish |
OTHERS 2: | Hand Made Guitar / Made In U.S.A |
商品詳細
2010's New Era Guitars (Tony Klassen) Model-K が入荷致しました。ニューエラギターは米インディアナ州チェスタートンに工房を構えのルシアー、トニークラッセン氏が製作するラーソンブラザーズ(※1)スタイルのギターです。1985年にグルーンギターで初めてEuphonon(ユーフォノン)を購入した氏は、ラーソンブラザーズのギターの魅力に取りつかれコレクションを始める。グラフィックデザイナーだったトニーはラーソンスタイルのギターを製作しているルシアーがほとんどいないことに着目し、自身での製作を決意。ラインナップとして、Prairie State(プレーリーステート)、Euphonon、Maurer(マウラー)などの代表的なモデルをはじめ数多くのラーソン・ブラザーズ・スタイルのギターを製作し、古いギブソンのレコーディングキングなどからインスピレーションを受けたギターなどの製作でも知られております。(使用ミュージシャン:ステファン・グロスマン、ロイ・ブック・バインダー、ピーター・フランプトン、ピート・タウンゼント(The Who)、ノーキー・エドワーズ(The Ventures)、他多数。<順不同>。)
本ギターは1939年Gibson Recording King Carson Robisonからインスピレーションを受けているモデルで、コンディション良好な逸品です。中古市場において流通の稀なギターで、16インチのセミジャンボサイズのボディーサイズと表板にアディロンダック・スプルースが採用されていることが特徴です。太いネックと軽めのボディーからなるバランスの良いサウンドは、新しい楽器ながらも円熟の雰囲気を醸し出したオールドフレーバー溢れるもの。レスポンスの良いサウンドは低音のボリュームと十分な音量が有り、ルーツミュージックによく合うアメリカンサウンドに仕上がっております。人とはかぶらないギターをお探しの方にもおすすめで、マーティンやギブソンとは異なる魅力を持ち合わせた手工レアサウンドの魅力を存分にご堪能して頂けることでしょう。
フレット及びサドルの高さにも十分余裕が有り、ネック・コンディションも良好です。ヘッド裏や裏板に光の加減でわかる程度の小キズがございますが、サウンドホール周辺の弾きキズはほとんどなく、打痕や目立つキズ、クラックもございません。エンドピンジャック加工やストラップピン装着跡もなく、使用感少なめで綺麗な外観を保ったコンディション良好な個体と言えるでしょう。オリジナル・チューナー、ピックガード、ブリッジ、フィニッシュ、ハードケース。
ラーソンブラザーズスタイルで製作されるトニークラッセン氏の手工品「ニューエラギター」。流通の稀なおすすめの逸品です。
(※1)ラーソンブラザーズ・・・スウェーデンからアメリカへ移住したカールとオーガストのラーソン・ブラザーズは、ギター開発に於ける草分け的存在。スティール・ストリングスへのアプローチはマーチン社よりも早くにモデルを発表しております。1890年代半ばから1940年代中期にかけて数多くの名器を生み出したOEMメーカーとして有名で、中でも1920年代から30年代にかけての"マウラー"、"プレイリーステート"、"ユーフォノン"モデルは非常に高い完成度とサウンドを誇り、プリウォーマーチンと比べても市場に出てくる確率は低いため、アメリカなどではとても高額な価格で取引される幻のギターとして知られております。