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商品詳細

　SEAGULL by M.Shiozaki SD-60 1937 Aged TA/IR/A03 が入荷致しました。中島馨氏や日高正樹氏をはじめとしたルシアーを輩出しているシーガル弦楽器工房を主宰し、精力的に製作している日本を代表するルシアー塩崎雅亮氏。1930年代から40年代の戦前マーティンギターを知り尽くした氏が贈る新ブランドSEAGULL by M.Shiozakiは、新品のコンディションながらサウンドメイキングと外観はヴィンテージという最高のブランドで、プリウォーマーティンを追求したハイエンドギターとして知られております。
　本ギターは1937年仕様のドレッドノートスタイルモデルで、戦前マーティンを追求し手工製作されているこだわり抜かれた逸品です。表板とブレーシングにはトリファイド加工が施されたアディロンダックスプルース、側・裏板にはインディアンローズウッド、その他セルロイド流し込みべっ甲柄ピックガードやヘリンボーントリム、並びにロングサドル仕様やウェバリー社製レリックオープンバックペグ、及び44mmナット幅やフォワードシフテッド仕様によるスキャロップドXブレイシングなど、サウンド面と外観共に細部に渡り1937年スタイルを見事再現致しております。ヴィンテージを追求したこだわりの材や外観スペックは勿論のこと、サウンドメイキングにおいて重要であるトップとバックのブレイシングの加工作業は塩崎氏自らが手がけており、綿密な音作りがなされていることも特筆すべきこだわりと言えるでしょう。軽く爪弾いても音抜けよく前に出るサウンドは、ピック弾きでは湧き上がるように力強くも表現出来、新しいギターとは思えないレスポンス感と響きの良さを体現しているまさに優れたギターです。また本器最大の特徴でもある素晴らしいレリック加工は、塗装後にエイジド加工を行うのではなく、塗装行程を進めながら職人の手により1本1本手作業で仕上げられているこだわりよう。エイジドのレベルはA01からA03と3段階あり本器は一番ヴィンテージ色が色濃いA03仕様。弾きキズやウェザーチェックなど、実際85年という歳月を経過し弾き込まれたかと見間違うほどの質感はまさに絶妙の手技。とても完成度の高いギターで、純国産の英知が詰まったオーセンティックサウンドの魅力を存分にご堪能して頂けることでしょう。
　新品でヴィンテージサウンドを体現した名工が贈るエイジドシリーズ。Pre-war GuitarsやマーティンVTS、コリングスのトラディショナルシリーズと並ぶおすすめの逸品です。