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商品詳細

　2017年製 SUZUKAWA GUITARS (鈴川 弘也) OMC-03 "Engelmann Top" が入荷いたしました。山口県宇部市(神奈川県藤沢市から移転)に工房を構える鈴川弘也氏の製作する「SUZUKAWA GUITARS」。ESPギタークラフトアカデミーを卒業後、ESPギタークラフト・アカデミー講師を努め、カナダ・ノバスコシア州にあるリザーニギター(George Rizsanyi主宰) で製作技術を学び帰国。かつてギターショーの出品等でも精力的に活躍し、作り込みの良さや完成度の高い音色のギターとして知られております。
　本ギターは過去に当店オーダーにより製作した渾身の近年作品で、中古市場において流通の稀な逸品です。各部厳選された最高級材を使用し、オプションで表板のイングルマンスプルースとカッタウェイ仕様を採用している点が特徴になります。その他薄いシェラック塗装仕上げをはじめ、全体を縁取るウッドバインディング並びにウォルナットによるシックなデザインのロゼッタを採用。華美な装飾を抑えてシンプルな佇まいになりますが、それだけに一つ一つの作業の丁寧さが伝わってくる上質感がございます。工芸品の如し外観美を見事に演出しており、業界屈指の手仕事を感じるまさに秀逸の逸品。長い間愛器として傍らに置ける優れたギターと言えるでしょう。各弦均一のとれたウッド感とまろみのある心地よい音色は、程よく芯のある出音。氏が目指す「クラシックギターと同等に楽曲を表現出来るスティール弦ギター」をまさに体現したフィンガースタイルに最適なギターです。フィット感抜群の小型なボディーで632mmのショートスケールですが、音のボリュームは充分にあり、自然なリバーブ感やサスティーン、音抜けの良さは秀逸。素晴らしい手工品の味わい深いサウンドの魅力を存分にご堪能して頂けることでしょう。
　フレット及びサドルの高さにも十分余裕があり、ネック・コンディションも良好です。表板には経年変化による色やけが見られ、表板のサウンドホール周辺をはじめ、小キズや打痕が年式相応にが見られますが、クラックはございません。ネックヒールへのストラップピン装着やエンドピンジャック加工跡もないワンオーナー品で、オリジナル性高くコンディション良好な個体と言えるでしょう。オリジナル・チューナー、ブリッジ、フィンガーボード、フィニッシュ。グランドオープリー社製ハードケースが付属致します。
　業界屈指の工作精度を持つ人気ルシアー鈴川弘也氏が手掛けた入手困難品。完成度の高いおすすめの逸品です。