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MARTIN O-17T FRONT
MARTIN O-17T FRONT
MARTIN O-17T BACK
MARTIN O-17T 1
MARTIN O-17T 2
MARTIN O-17T 3
MARTIN O-17T 4
MARTIN O-17T 5
MARTIN O-17T 6
MARTIN O-17T 7
MARTIN O-17T 8
MARTIN O-17T CASE

MARTINO-17T

1938

¥198,000(税込)

CONDITION EX+
TOP: Mahogany
SIDE&BACK: Mahogany
NECK: Mahogany
FINGER BOARD: Brazilian Rosewood (Original)
BRIDGE: Brazilian Rosewood (Original)
PICK GUARD COLOR: Tortoise (Original)
POSITION MARK: Dots
TUNER: Grover Open-Gear (Original)
BRACING: X-Pattern
NUT WIDTH: 31mm
SCALE: 583mm
OTHERS 1: Tenor Guitar

商品詳細

 1938年製 MARTIN O-17T が入荷致しました。アコースティック・アンサンブルのなかで高音パートを担う楽器としられるテナーギターは、1927年にマーティン社が開発し発売されたモデルとして知られております。1900年代初頭のバンジョーブームでテナーバンジョーの奏者が、ブームが去った後に音楽活動を続けるために考案されたものというのが始まりとの説が有力です。O-17Tは、32年から60年まで製作された由緒正しい貴重なモデルとして知られております。
 本ギターは38年に50本のみ製作されたうちの一つで、ヴィンテージ市場において流通の稀なテナーギターの逸品です。ボディには、今では貴重なマホガニーが使用され、指板とブリッジにはハカランダが使用されており、今現在では入手困難とも言える最高品質の材が使用されております。この年代ならではの乾いた出音は、とりわけ高音域の澄んだ響きが秀逸。とてもよく鳴っております。またテナーギターは通常4弦のテナー・バンジョーやヴィオラと同じチューニングの「C-G-D-A」が使用されますが、シカゴ・チューニングと呼ばれる「D-G-B-E」、オクターブ・マンドリン・チューニングと呼ばれる「G-D-A-E」を用いてもご使用頂けます。アコースティック・アンサンブルにおいてはサウンドの幅が広がり大活躍してくれること必至。製作から85年以上の長い歳月を経過しヴィンテージとなった本格サウンドを存分にご堪能して頂けることでしょう。
 入荷時に当店工房にて、ネックリセットを行い、ギターチューニング時に弦高 4弦2.5mm 1弦2.0mmでセットアップし、ネック・コンディションも良好です。センターシームの補修と裏板にクラックの補修が見られますが、マーティンクラックはございません。オリジナル・チューナー、ピックガード、ブリッジ、フィンガーボード、フィニッシュ。チップボードケースが付属致します。当店工房にてネックリセット済み。
 ヴィンテージ市場において流通の稀な貴重な本格テナーギター。流通の稀なおすすめの逸品です。