CONDITION | EX++ |
---|---|
TOP: | Adirondack Spruce |
SIDE&BACK: | Brazilian Rosewood |
NECK: | Mahogany (1-Piece) |
FINGER BOARD: | Ebony (Original) |
BRIDGE: | Ebony |
TRIM: | Tortoise / Wood |
ROSSETTE: | Herringbone / Wood |
PICK GUARD COLOR: | Tortoise (Original) |
POSITION MARK: | Diamond / Square |
TUNER: | Open-Gear / Side-Mount (Original) |
BRACING: | Scalloped-X |
NUT WIDTH: | 47.5mm |
SCALE: | 632mm |
OTHERS 1: | 12 Fret Joint / Slotted Head |
OTHERS 2: | Lacquer Finish / T-Bar Neck Rod |
OTHERS 3: | Made In U.S.A |
商品詳細
1941年製 MARTIN O-21 が入荷致しました。O(シングル・オー)サイズはマーティンの中でも最も古くからあるサイズの一つ。その一号器は、1854年まで遡ることができる歴史のあるモデルです。スタイル21は、1860年代により製作が開始され、中でもO-21は、1890年代にラインナップされ、48年で製造が終了したことでも知られております。
本ギターは1941年に僅か19本のみ製作されたうちの一本で、コンディション良好な名品です。ヴィンテージ市場において流通も少なく、貴重な価値あるギターと言えるでしょう。表板にアディロンダックスプルース、側裏板にハカランダ、及びネックにはマホガニーと、今現在では入手困難な最高級材が使用されており、伝統的12フレットジョイント/スロテッドヘッド、スキャロップドXブレーシング、及びTバーロッド仕様となっている点が特徴になります。ボディサイズは小振りながら材と仕様、製作から85年近くを経過した長い歳月とが相まって、別格のハカランダサウンドに仕上がっております。低音が豊かに膨らみ、澄んだ高音域が綺麗に響きわたっており、透明感と広がる出音はまさに秀逸。極上のアルペジオサウンドはまさにうっとりする深い音色で、戦前ハカランダサウンドの魅力を存分にご堪能して頂けることでしょう。
フレット及びサドルの高さにも余裕があり、ネック・コンディションも良好です。表板には経年変化による日焼けが見られますが、ウェザーチェックは少なめです。サウンドホールには若干弾き削れがございますが、年式を考慮してもキズや打痕は少なめで、クラックもございません。ピックガードはオリジナルでマーティンクラックもなく、その他クラックもございません。ブリッジは交換されておりますが、ブリッジプレートはオリジナルです。エンドピンジャック加工跡やネックヒールへのストラップピン装着もなく、オリジナル性高くコンディション良好な個体と言えるでしょう。オリジナル・チューナー、ピックガード、フィンガーボード。ハードケースが付属致します。
ヴィンテージ市場において流通の稀な戦前0-21。コンディション良好なおすすめの名品です。