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MARTIN OO-18SH "Steve Howe Signature Edition" FRONT
MARTIN OO-18SH "Steve Howe Signature Edition" FRONT
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MARTIN OO-18SH "Steve Howe Signature Edition" CASE

MARTINOO-18SH "Steve Howe Signature Edition"

1999

¥495,000(税込)

CONDITION EX
TOP: Engelmann Spruce
SIDE&BACK: Mahogany
NECK: Mahogany (1-Piece / U-Shape)
FINGER BOARD: Ebony (Original)
BRIDGE: Ebony (Original)
TRIM: Tortoise
PICK GUARD COLOR: Tortoise (Original)
POSITION MARK: Dots / Steve Howe Signature Inlay
TUNER: Waverly / Open-Gear / Nickel
BRACING: Scalloped-X
NUT WIDTH: 42.9mm
SCALE: 632.5mm
OTHERS 1: Lacquer Finish / AJ Neck Rod
OTHERS 2: スティーヴハウ直筆サイン入り限定ラベル仕様
OTHERS 3: Made In U.S.A / 限定生産完了品

商品詳細

 1999年製 MARTIN OO-18SH "Steve Howe Signature Edition" が入荷致しました。マーティン社の記録によると、OOサイズの第一号(OO-33というモデルでデザイン・仕様は不明)が売られたのは、1877年にまで遡ります。正式にカタログにラインナップされたのは、1898年と歴史のあるモデルで、OO-18はスティーヴ・ハウ(YES)、レニー・クラヴィッツをはじめ、多くの人々に愛されている人気のロングセラーギターとして知られております。
 本ギターはYESやエイジア、GTRのギタリストで、アコースティック・ギターの名手としても名高いスティーブ・ハウ(*1)が所有する53年製OO-18を基本に、250本限定製作されたうちの一本で、弾き込まれた名品です。マーティン社の数あるアーティストモデルの中でも、特に高い人気を誇り、中古市場においても流通の少ないモデルの一つになります。表板にイングルマンスプルース、側裏板及びネック材にマホガニーが使用されており、特に側裏板には、貴重な柾目材が採用されていることが最大の特徴と言えるでしょう。指板とブリッジにはエボニーが使用され、ロングサドル及びスキャロップドXブレーシング仕様になっていることも特徴です。音量もあり抱えやすく、弾きやすいことで近年非常に人気の高いOOサイズですが、軽快かつ明瞭なサウンドも魅力の一つ。特に本モデルは、発音の良さを身上とし、イングルマントップからなる円熟味のある音色が秀逸。バランスの良い清らかな音色に仕上がっております。派手な装飾はございませんが、そのシンプルな外観の素朴な佇まいがまた味わい深さを与えており、小振りながらも存在感は充分。近年のモデル中、傑出した名器の一つと呼ぶに相応しいシグネーチャーモデルで、マーティン社の歴史に燦然と輝くリミテッドサウンドの魅力を存分にご堪能して頂けることでしょう。
 フレット及びサドルの高さにも余裕があり、ネックコンディションも良好です。ボディには全体的にキズや打痕があり、経年変化によるウェザーチェックも若干ございますが、クラックはございません。その他エンドピンジャック加工跡や、ネックヒールへのストラップピン装着はございません。オリジナル・ピックガード、ブリッジ、フィンガーボード、フィニッシュ。糸巻きはウェバリー社製に交換されており、純正ハードケース(000用)が付属いたします。当店工房にてネックリセット済み。
 マーティン社の歴史に燦然と輝く貴重な限定シグネーチャーモデル。鳴りの良いおすすめの名品です。


 (*1)スティーヴ・ハウ(Steve Howe)・・・1947年4月8日-英ロンドン出身のギタリスト。本名:Stephen James Howe。エレクトリック・シタール、ペダル・スティール、リュート、マンドリン等を巧みに弾きこなし、クラシックとロックのフィールドを自由に行き来するギター・プレイで人気と高い評価を得ている。64年にシンディ・キャッツというビート・バンドでプロデビュー後、ジ・イン・クラウド(67年よりトゥモローに改名)や、P・P・アーノルド、デラニー&ボニーのツアーバンドなどを経て、1970年にピーター・バンクスに替わって英国が誇るシンフォニック・プログレッシヴ・ロック・バンド、「イエス」に加入。『Fragile(こわれもの)』(71年)、『Close To The Edge(危機)』(72年)などの歴史的名盤を生み出し、多彩なギターサウンドと楽曲製作において黄金期の一翼を担う。グループ活動と平行して、『Beginnings』(77年)、『Steve Howe Album』(79年)という2枚のソロアルバムを残している。81年イエス解散後、ジョン・ウェットン(キング・クリムゾン)、カール・パーマー(EL&P)らと共にエイジアを結成。デビューアルバム『Asia(詠時感?時へのロマン)』(82年)がビッグヒットを記録し、その後計3枚のアルバムに参加。85年に脱退。その後、スティーヴ・ハケット(ジェネシス)らとGTRを結成。90年代以降は、ソロ活動をメインとし、96年イエス再加入。2006年にはエイジア再結成。2009年のイエスとエイジアの合同アメリカツアーでは、両バンド在籍者として全編の演奏を務めあげる。以後2024年までニューアルバムをコンスタントに発表するなど、精力的に活動している。