CONDITION | N.MINT |
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TOP: | Sitka Spruce |
SIDE&BACK: | Indian Rosewood |
NECK: | Select Hardwood - Modified Low Oval |
FINGER BOARD: | Ebony (Original) |
BRIDGE: | Ebony (Original) |
TRIM: | Herringbone / White Cell |
ROSSETTE: | Black and White Cell |
PICK GUARD COLOR: | Tortoise (Original) |
POSITION MARK: | Dots |
TUNER: | Grover Rotomatic / Chrome (Original) |
BRACING: | Scalloped-X |
NUT WIDTH: | 42.9mm |
SCALE: | 645.2mm |
OTHERS 1: | Lacquer Finish - Vintage Toner |
OTHERS 2: | AJ Rod Neck |
OTHERS 3: | Made In U.S.A |
商品詳細
2016年製 MARTIN HD-28 PPM "Special PPM Art work guitar" が入荷致しました。あらゆる方面からの強い要望に応えてヘリンボーン仕様のドレッドノートは、1976年にHD-28として復刻されました。その後ヴィンテージシリーズのHD-28VR、99年にはHD-28Vも発売され、現在もヘリンボーンドレッドは、人気モデルとして広く知られております。
本ギターはとても特別なコレクターズアイテムで、コンディション良好な逸品です。このPP&M(ピーターポール&マリー)によるカスタムプロジェクトは2本製作され、そのうちの一本が本器で、元々はピーターヤーロウ氏の所有品でした。最大の特徴でもあるトップのオリジナルアートは、PP&M三人によるもので、ピーターヤーロウ氏の直筆サインが入った証明書も付属いたします。ギターは、戦前モデルに見られるヘリンボーントリムが印象的な人気モデルを基本に、スキャロップドXブレーシングとなっていることも特筆すべき点と言えるでしょう。その戦前をモチーフにした仕様からなる発音の良いサウンドは、定評のある音抜けの良いパワフルな響き。軽くつま弾いて広がる出音で鳴ってくれております。コードストロークやアルペジオプレイにおいて、その威力を充分に発揮する良質のアメリカンサウンドは秀逸。オールラウンドに使用できる一本をお探しの方にはおすすめで、王道マーティンサウンドの魅力を余すことなくご堪能して頂けることでしょう。
フレット及びサドルの高さにも十分余裕があり、ネックコンディションも良好です。表板には経年変化による若干の色やけや、一部ウェザーチェックが僅かに見られるほか、キズや打痕もなく、ピックガードの弾きキズもございません(保護シールも剥がされておりません)。一見して使用感なく、とても綺麗な外観を保ったコンディション良好な美品と言えるでしょう。オリジナル・チューナー、ピックガード、ブリッジ、フィンガーボード、フィニッシュ、ハードケース。
60年代にモダンフォークの金字塔を打ち立てたPP&M(ピーターポール&マリー)のカスタムプロジェクトモデル。貴重なコレクターズアイテムです。
(*1)ピーター、ポール&マリー(PP&M)・・・キングストントリオ、ブラザーズフォアと並び、1960年代のアメリカで最も成功したフォークグループの一つ。ピーター・ヤーロウ(1938年5月31日生まれ )、ノエル・ポール・ストゥーキー(1937年12月30日生まれ )と、紅一点マリー・トラヴァース(1936年11月9日 生 - 2009年9月16日没)のトリオで、61年に結成。62年"レモンツリー"(最高位40位)でデビュー。デビューアルバムの『ピーター、ポール&マリー』は、7週にわたり1位の快挙を成し遂げる(このアルバムからは、ピート・シーガー作の"天使のハンマー"のベスト10ヒットをはじめ、"500マイルも離れて"、"花はどこへいった"など、今やスタンダードとなった名曲も収録されている)。63年8月には、全米チャート2位になるボブ・ディラン作による代表曲の一つ"風に吹かれて"がヒット。69年の『ピーター、ポール&マミー』を最後に、10枚のアルバムを残して70年10月に一旦は解散。それぞれがソロアーティストに。78年に再結成され、再結成後の第1作目『夢みる再会』から2004年の『イン・ディーズ・タイムズ』に至るまで、11枚に及ぶアルバムを発表する。99年にはヴォーカルグループ殿堂入りを果たす。2009年9月16日マリー・トラヴァース氏逝去。のちにサポートプレーヤーとしてベーシストのリチャード(ディック)・キニス氏や、ポール・プレストピーノ氏を迎え、アメリカ各地でコンサート活動を継続。その他代表曲にジョン・デンバー作の"悲しみのジェット・プレイン"や、"パフ"など不朽の名作やヒット曲が多数ある。